記憶に残る言葉

誰かが口にした、本当に何気ないひと言が心に残ることはよくあることだと思う。
今日は暇だし雨だしそもそも性格が後ろ向きなので、古い知り合いの顔を思い出しては彼や彼女の言葉で印象に残ったものがないか、と考えることをしていました。

学生の時の同級生のAくんは「お前は本当に謝るのがうまいな!!」と言いながらキレ気味に許してくれました。

同じく同級生のOくんの「ウィンカー出すのは50m手前ってホントそうだよな」という言葉は、当時免許取りたてだった僕に「そういうものなんだ」と静かな衝撃を与え、今でも車で曲がる度にこの言葉を思い出してしまいます。
つい先日、免許更新期日を1年過ぎていたことに気付かずにずっと運転してたことに気付き、警察署でそう申告したら、免許を取り上げられました。でも最近、短い距離だとつい運転してしまいます。無免許はドキドキするので早く免許とりたいです。

Oくんの他の言葉では、「子供の頃、お茶碗に盛られたごはん粒を『これビッシリした虫の卵みたいだね』って言うか言い終わらないかの内に親父にブン殴られた」というのがあり、これもたまに思い出してしまいます。思い出すとほんとにそう見えるし、呪いみたいな言葉だと思います。

あとは昔付き合っていた女性の「良ちゃんの整髪剤は濡れた髪でも使えるから好き」というのをずっと憶えています。全然自分が褒められたわけじゃないのに、何でこれを憶えてるんだろう。不思議です。

どの言葉も、思い出すと言われたときの空気やその人の顔が浮かんで楽しい気持ちになる。

ツイッターでは、ある人の「いつかこのタイムラインを思い出す」というのがあります。ツイッターをやめる時、きっと思い出すんだろうなあと思います。